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稲葉 幸嗣 選手

2018全日本ダートトライアル選手権 SA1クラス
稲葉 幸嗣 選手

稲葉 幸嗣 選手

◆ 2018シーズン報告書より
※ 使用エンジンオイル : ハイパーレブチューン OW-20

現在はエンジンオイルに「ハイパーレブチューン OW-20」を使用しています。当初は「NA-V 5W-40」を使用していました。すべての季節で安心感のある粘度設定で、特に不満なく走行していました。その後「ハイパーレブチューン OW-20」が発売になりました。最近のエコカーには低粘度オイルが採用されていることは聞いていましたが、私の車は平成13年車で、そのような低粘度オイルの使用を想定していないと思い、使用を躊躇する気持ちがありました。

それでも、フォルテック様としては充分に使用可能というお話を伺い、最初はNA-Vと半分ずつのブレンドを試しました。オイルの抵抗が少なくなったせいか、アクセルを軽く踏んだ時の反応や高回転での吹け切り感が向上したように感じられました。夏場の使用でも全くトラブル等、問題はありませんでした。

その後、ハイパーレブチューン100%での使用でも問題ないとのことでしたので、ブレンドをやめて100%にしてみました。オイルを入れる瞬間からサラサラで、抵抗は少なさそうな感じ。実際に入れてフィーリングを確かめると、しっかり体感できるほどアクセルの付きも、高回転の吹け切り感もさらにアップしました。夏場にもエンジントラブルの兆候もなく、一年中使っても問題ないことが分かりました。一般道の燃費は計測していませんが、アクセル開度が少なくて同じ加速するため当然向上しているように思いました。
K20Aエンジンでも何の問題なく、好フィーリングが体感できるエンジンオイルだと思います。

※ 使用ギアオイル : レーシングギアSPEC-R 75W90

このギアオイルはFFのLSDの作動音を減らし、LSDの効きを若干マイルドにすると感じています。そのため、LSDの効きがダイレクトに感じられない反面、その効き始めもなだらかになり、アクセル踏み始めのトラクション向上に繋がっていると思います。クラッチプレート上の被膜が厚いのか、LSDのクラッチプレートの摩耗も少なく、メンテナンスサイクルが長くなっています。また、ミッションの入りも良いと思います。

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